鈴木早智子さんのプロフィール(後編)

 Winkの活動停止後(正確には活動停止前の平成8年2月に、それぞれがソロシングルを発売)、鈴木早智子さんと相田翔子さんは、それぞれソロ活動を開始します。

 アップライトミュージックから社名変更していた(社長も交代していた)ピー・アーティスツを離れ、平成8年4月からは早智子さんのために設立されたマンリープロモーションに所属。この事務所はレコード会社との契約がなく、Big Jに移籍した翔子さんは4月・8月と立て続けにポリスターからシングルを発売していますが、早智子さんは活動停止前の2月に出したソロデビュー曲「La Gioconda」以降、新しいCDを出す機会を得られずに、今までの持ち歌で活動していきます。

 平成9年に尾木エージェンシーに移籍(平成10年にマンリープロモーションと合併してネバーランドとなる)して、平成10年に新曲が出せるかもしれないというオファーが来ます。

 テレビ東京系列の「ASAYAN」という番組のオーディション企画が事務所を通して入ってきてニューヨークでの合宿に参加するのですが、本人の意図とは全く違う編集や、他の参加者にやらせ発言をさせるなどして、視聴者を不愉快にさせるような「悪役」に仕立てられ、最後には「別のCDオファーが来たから」という理由で合宿を途中離脱して帰国(というのも演出)となります。これは、早智子さんにとって「許せなかった出来事」でした。

 そして、この年にシングル「INNOCENT SKY~悲しみも届かないあの空の向こうへ~」が発売されます。実際のところ、このCD発売はASAYANとは無関係だったようです。

 その後、事務所を移籍。オレガ在籍中の平成15年には待望のアルバム「零 ~ re-generation ~」を発売します。現時点で最新のCDです。

 平成20年に、エグゼという事務所へ移籍。このころ、バラエティ番組でケツバットを受けたり、イメージビデオの発売や強壮剤のキャラクターになったりと、迷走がみられます。

 平成25年に、現在の事務所センス・プロダクションへ移籍。移籍直後にテレビ番組2本に出演して、しばらく休業。そして、この平成28年5月15日から徐々に活動を再開。メディアへの露出も始まり、デビュー30年目を迎える来年に向かって、アップを始めている模様です。


 ちなみに、このプロフィールは、エグゼ所属中の平成22年に発売された早智子さんの自伝「負けじ魂」からかなり引用しているのですが、オレガ在籍中のことがほとんど書かれていません。最高傑作であるアルバム「零 ~ re-generation ~」に全く触れられていないのが不思議でなりません。大人の事情でしょうか。これ以上は深追いしないことにします。

 でも、アルバム「零 ~ re-generation ~」については、早智子さん本人から制作秘話など聞きたいですよね。

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